雨の日でも洗濯物が乾くという「衣類乾燥除湿機」って、本当に乾くの? 実際に買って使ってみました! これはマジで使えます!
我が家は、妻と子供2人の4人家族。365日毎日、洗濯機を回しています。
我が家の洗濯機には乾燥機能が付いていないので、雨の日は洗濯物がなかなか乾いてくれません。
特に梅雨の時期なんて、ジメジメした日が何日も続くので、本当に困っていました。
扇風機の風を当てたり、いろいろやってみましたが、満足のいく乾き具合はなかなか得られず…。
同じような悩みを持つご家庭も多いのではないでしょうか?
それが!
梅雨シーズンを前に、意を決して除湿乾燥機を購入し、雨の日洗濯のストレスから解放されました!
購入したのは、SHARP(シャープ)の衣類乾燥除湿機。2020年モデルです。
こういう家電って、実際に使ってみないとどれくらいの効果があるのかわからないものです。
私も本当に乾いてくれるのか、ちょっぴり不安だったのですが…。
結論から言いますと、マジで使えます。しっかり乾いてくれました。
これは本当に買ってよかったと思っています。
洗濯物がしっかり乾いてくれる
お部屋の中の湿った空気を吸込口から吸い込み、乾いた空気を吹出口から放出することで、部屋干しの洗濯物を乾かしてくれます。
ボタンひとつで最大4時間の自動運転になり、これでほぼ乾いてくれますよ。
操作はとてもカンタン
操作はとてもカンタンです。
コンセントを差し込んで、切換つまみを「除湿・衣類」にして、「衣類入」ボタンを押せばOK!
風の吹出口が手動で上下に動かせるので、洗濯物に風が当たるように調整してください。
あとは除湿運転と送風運転を交互に繰り返しながら、4時間自動で動いてくれます。
「上下スイング」ボタンを3秒長押しすると、チャイルドロックをかけることもできますよ!(解除も同ボタンを3秒長押し)
部屋が乾燥室のように
衣類乾燥除湿機は私の部屋で使っています。
洗い終わった洗濯物を洗濯ハンガーにかけ、洗濯ハンガーを私の部屋のカーテンレールにかけます。
運転開始から1〜2時間ほど経つと、部屋がまるで乾燥室のような空気になります。
学生時代はポンコツスキーヤーだったのですが、ゲレンデから宿に帰ってきたときの乾燥室の雰囲気を思い出しました。
お部屋がこの乾燥室状態になってくると、あとはもう乾き切るのを待つだけ、といったところです。
部屋干し専用の部屋があった方がいい
我が家では、衣類乾燥除湿機をつけている間、その部屋は基本的に無人です。
もちろんその部屋にいられないってことではありませんが、やはり多少の音もしますし、徐々に乾燥して室内の空気も変化しますからね。
運転開始から洗濯物が乾くまでの間は、その部屋を「洗濯物干し専用」と割り切った方がいいかなぁと思います。
(うちの子供たちはわざと入ってきて→送風を顔に浴びて喜んで→またリビングに戻る、などして遊んでます)
ワンルームのお宅でしたら、外出前に洗濯して干して、家を出発するときに運転ボタンを押す…とかですかね。
乾き切らなかったら、もう一度
4時間経過すると、運転は自動で停止します。
もし乾いてない衣服があったら、それだけを残してもう一度ボタンを押せばいいでしょう。
2時間単位で切タイマーを設定することも可能です。
乾きにくい衣類の場合は、はじめから「乾燥(強)」を選択してもいいと思います。
ここら辺は何度か使ってみて、判断していくといいでしょうね。
排水タンクにたまった水を捨てよう!
使い終わったら、排水タンクを見てみてください。
上は、4時間使ったあとの写真です。けっこうな水がたまっています!
この水は、本体の吹込口から吸い込んだ室内の湿った空気が本体内で冷却され、水滴となってタンクにたまった水です。
忘れずに排水しておきましょう。
本体はけっこう重たい
本体がけっこう重いです。12.5kgあります。
横に動くキャスターが内蔵されているので、ムリに持ち運びしようとせず、押して移動させましょう。
冷風運転、除湿運転、消臭運転もある
この衣類乾燥除湿機には、衣類乾燥運転の他にも、冷風運転、除湿運転、消臭運転などがあります。
が、あくまで部屋干しの乾燥のために購入したため、これらの機能はまだ使ったことがありません。
「除湿運転」は押し入れを除湿したいときなどに使えそうです。
また、この衣類乾燥除湿機で乾かした洗濯物のニオイで気になったことはないので、今のところ「消臭運転」の出番はなさそうです。
豆知識:この除湿機はコンプレッサー式
この衣類乾燥除湿機 CM-L100-Wは「コンプレッサー式」です。
シャープのウェブサイトのQ&Aに、以下のような説明が書いてありました。
除湿方式には3種類ほどあるようです。
除湿方式の違いについて(コンプレッサー式、デシカント式、ハイブリッド式とは?)
- コンプレッサー式はコンプレッサーと熱交換器を用いた冷凍サイクルを利用して除湿しているため、除湿量が大きく消費電力も小さいですが、室温が下がると除湿能力も低下します。
- デシカント式は、一旦吸湿材で水分を取り、ヒーターの温風と凝縮器でその水分を除湿しているため、消費電力が大きく排熱量も多いですが、室温が下がっても除湿量の低下は少ない方式です。
- ハイブリッド式は、コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせた構造となっており、両方の良い点を持っていますが、その分大きく、重たくなります。
コンプレッサー式は電気代も安く除湿量も多い。だが、室温の低い冬場には不向き。
デシカント式はヒーターを使用するので電気代が高く、室内温度を上げやすい。冬はいいけど、夏は不向き。
ハイブリッド式は、夏場はコンプレッサー式、冬場はデシカント式で除湿します。コンプレッサー式とデシカント式のいいとこ取り。ただ、本体サイズも大きく、価格も高めになってしまうようですね。
雨の日の洗濯のストレスから解放された
今回購入したこの衣類乾燥除湿機「CM-L100-W」。
我が家の今年のベストバイアイテムにノミネートすることは間違いありません。
それくらい満足度の高い商品ですね。
長年抱えていた問題を解決してくれました。
どうもありがとう! これからもよろしく!
洗濯物の部屋干しでお悩みの方には、本当におすすめです! ぜひ、検討してみてくださいね。