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【交通事故より多い死者数】入浴中のヒートショックを予防して冬のお風呂を楽しもう

毎年、交通事故より死者数が多い「ヒートショック」とは

毎年、交通事故より死者数が多い「ヒートショック」とは

朝夜と冷え込む季節になってまいりました。
これまでシャワーで通してきた人も、湯船が恋しくなってきますよね。

冬場のお風呂で気をつけなければならないのが「ヒートショック」です。

えっ、初めて耳にしましたか?

実は、交通事故よりもたくさんの死者を毎年出しているのがこのヒートショックで、冬場の入浴中で起こりやすい事故なのです。

急激な温度変化で血圧が大きく変動することが原因

ヒートショックは、暖房の効いた暖かい部屋にいた人が、お風呂に入るために寒い脱衣所で裸になったあとに、熱い湯船につかったりするなど、急激な温度の変化によって血圧が大きく変動することで起きる健康被害です。

ヒートショックを起こすと、失神や脳卒中、心臓病を引き起こすおそれがあり、湯船の中で起きた場合はそのまま溺死につながります。

湯船につかる習慣がある日本人は、国際的に見ても世界一のヒートショックのリスク国です。

気温が下がり、入浴時との温度の変化が特に大きくなる12月~2月は亡くなる人が最も多くなります。

2017年の浴槽での溺死または溺水の90%は65歳以上の高齢者です。
若者に比べて高齢者は、暑さや寒さを感じにくくなります。お風呂の中で本当はのぼせているのに体は熱いと感じておらず、本人の気がつかないうちに重篤な症状に陥るケースが多いのです。

ヒートショックが起こる仕組み

お風呂に入るときのように、暖房の効いた暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に移動すると、体温を調節するために私たちの体は熱を作ります。

血管を細くして流れる血液量を減らし、体の熱を外に逃がさないように調節します。血管が縮むと血液が流れにくくなるので、血圧は急上昇します。

その後、温かい湯船につかることで体が温まり、今度は血管が広がって血圧が低下します。先ほど急上昇した血圧が急激に低下してしまうのです。

このように、冬場の入浴の一連の行動によって血圧は急激に変動し、体に大きな負担を強いることになるのです。

ヒートショックを予防しよう

脱衣所や浴室を温かくして温度差をなくす

温かい居室から寒い脱衣所に移動するから、ヒートショックのリスクが高まる。だったら、脱衣所を温めよう。それも、すぐに。

おちゃらけ社会派ブロガーのちきりんさんもオススメなのが、この電気ファンヒーター。

スイッチを入れるとすぐに温めてくれるから、とても心強い。
これさえあれば、ブルブルしながら服を脱いだり、お風呂から出てこなくていいのです。

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  • メディア: ホーム&キッチン
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また、あらかじめ浴槽のフタを開けておいて、浴室内に湯気を拡散しておくのもいいでしょう。これだけでも浴室内の温度をかなり上昇させることができ、寒暖差をなくすことができます。 

お湯の温度は41℃以下に

居室の気温が20℃以下のとき、お湯の温度が41℃を超えるとヒートショックのリスクが高まるようです。
あまりに熱いお湯は心臓に負担を与えるので、ご高齢の方は特に気をつけましょう。

入浴前、家族にひと声かける

ご家族と同居している人は、これからお風呂に入る(または上がった)ことを家族に知らせましょう。
また、家族が寝ている深夜や早朝の入浴も控えましょう。
お酒を飲んで深夜に帰宅して、そのまま熱い湯船に浸かる…なんてことも絶対に避けるべきですね。

どうしてもみんな他人事

ヒートショックと聞いても、大半の人は「他人事」と認識するのではないでしょうか。
でも、交通事故よりも死者が多いと聞けば、少しは考えを改めてくれるかもしれません。

身体をきれいにするために、1日の疲れを癒やすために入るのがお風呂です。
そのお風呂で不幸な事故が起きてしまうのは、とても悲しいことだと思いませんか。

ぜひ今日から、ヒートショックから自分や家族を守る行動をとってみてください。